私は、メガネを販売する事以外に人生と軸となっているものがあります。

それは剣道です。60歳になった時にふと思いました。

「あと何年、楽しく剣道が出来て、美味しいビールが飲めるのだろうか。」

足腰がそれなりに動き、姿勢をキープ出来るとすると...あと10年。

つまり3650日だと気がついたのです。

-------剣道人生52年。18,980日が経過しました。

私が残された時間にやるべき事、やりたい事、

つまり自分の夢とはなんだろうと改めて考えてみることにしました。

私は8才の頃から剣道を始め、現在7段教士を取得する事が出来ました。

娘の入学がきっかけで鶴舞小学校で剣道をボランティアで教える事になり、

現在は本荘少年剣友会の館長です。子供達に教えて20年が経過しました。

色々な子供達、親御さんと時間を共にして多くを学び、

今では娘の同級生が子供達の親御さんになっている事に驚きます。

そして自分の剣道の稽古も由利本荘市の練明館、秋田市の剣正塾にて続けています。

現在、8段を目指しておりますが、先生方と稽古する度にまだまだだなと感じる日々です。

茶道は私の母が表千家の為、自宅で稽古をつけてもらっています。

お寺での茶会に挑戦してから、茶道の奥深さにふれ稽古に励んでいます。

剣道と茶道は似ている部分も多く、剣道仲間も一緒に習うようになり、

稽古後の飲み会も楽しみのひとつです。

しかし、このまま趣味で終わってしまうのでは無く、何かもっとアクティブになりたい！

60歳の頃からふつふつと心の奥底で思うようになったのです。

そこで、この10年で世界にこの素晴らしい日本の伝統文化を広め、

交流するのが自分の夢なんだと確信しました。